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ちょみログ

言葉が飛び出す

数ヶ月前の「婦人公論」に、会話のできない重度の自閉症者の作家東田直樹さんの対談が載ってました。

もちろん会話が出来ないので、お母さんお手製の「文字盤」を使っての対談でした。
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(写真提供:婦人公論)


その中で,私がとっても深く共鳴した文書を少し紹介します。

僕の言葉の表現は独特なので、みんなに比べれば大変です。
でも、僕は考える事が大好きで楽しんでいます。
.見かけでは何もわかっていないように見えるかも知れないけれど
みんなと同じように、いろいろなことを考えたり感じたりします。
おわり。



~(対談中でも、色んな言葉を発する東田さんに)
  そういう言葉には意味があるのですか?

ありません。
言葉が勝手に飛び出してしまうのです。
話を途中で止めることも大変です。
僕の言葉には、伝えるためではない言葉もあるのです。
おわり。



「言葉が飛び出す」

何か物凄く共感しました。
意味を持たない言葉が飛び出す。

ほんの数年前までは、自閉症の人達の思っている事や感じている事が、私達には分かり辛かった時代でした。
こんな風に、自分の思いを表現して貰ったお陰で、初めて理解出来る事が沢山ありました。


~文字盤ポインティングは小学校高学年のころできるようになったそうですが、たいへんなご苦労があったのでは?

僕は引きずられるように、母の言うとおりポインティングの
練習をしただけです。
母は「絶対にあきらめない」と言い続けていました。
僕は、心の中では、こんなことやってもムダだと思いながら
しかたなくやっていたように記憶しています。
でもできるようになるまでは、とても長い道のりで
うまくできたりできなかったりを繰り返しながら
少しずつ前に進んでいきました。
おわり。



母のお思いは本当に凄いです。
自分の息子を信じ切るお思い。


彼はとっても綺麗な素直な字を書きます。
東田直樹を表しているなと私は思いました。
1476259240098.jpg
(写真提供:婦人公論)


彼のブログ、「自閉症の僕が跳びはねる理由」は、こちらをどうぞ。


(参考文献:婦人公論からの抜粋)


お知らせです。
「セラピストのつぶやき」を更新しました。
「21世紀型」に付いて書きました。
こちらをどうぞ。

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