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ちょみログ

ボランティアに参加させて頂きました。

お友達から、福島の子供達を加古川まで引率するボランティアが足りないので、参加出来ませんかと声を掛けて頂きました。
「東はりま ゆるわくキャンプ」です。
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地元の新聞にも紹介されてました。
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子供苦手だけど、でも私に声が掛かるって事は、余程困ってるんだと思い参加させて頂きました。
福島の飯坂温泉に前泊して、張り切って出発しました。
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前日の夜は引率ボランティアの3人で、子供達の席順や、色んな打ち合わせをし、いざスタートすると、手を加える部分も出たりして、中々ハードでした。
1年生から6年生の総勢20名を、大人3人で引率です。

半分は一人参加なので、直ぐに馴染む子供もいれば、中々馴染めない子供もいます。
そんな様子を見ながら、声を掛けてみたり、様子を見に行ったり。
男子は元気に暴れてくれるので、その度に注意に行きます。
子供は元気が当たり前とは言え、新幹線の中は他の人の迷惑になります。
注意する頃合いを見計らったり、飽きて来た子供達の話を聞いたりと、意外に忙しかったです。
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朝の元気とは裏腹に、段々とヨレヨレになって行くわけです。
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長い電車の移動を無事終えて、加古川駅に着きました。
子供達、本当にご苦労様でした。
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駅にはお迎え隊が居て、熱烈歓迎を受けた子供達です。
疲れも吹っ飛んだ瞬間でした。
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私のボランティアはこれで終了ですが、一週間、子供達のお世話をするボランティアのメンバーさん達に、頑張って下さいとエールを送ります。
福島の子供達、忘れられない位、楽しい時間を過ごして帰ってね。

電車の中で、子供達一人一人の頭の上に、イメージで綺麗な王冠を乗せてあげました。
私からのプレゼントです。


今回のボランティアは引率なので、両手が空いている方が良いと思い、リュックにしました。
2011年の聖子ちゃんのツアーで貰ったリュックが大活躍しました。
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流石に背中や肩が汗でびっしょりだったので、拭いて乾かしています。
とっても役にたった、聖子ちゃんのリュックでした。
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私は原発も戦争も、絶対に反対です。


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福猫舎さん ありがとう。

私とマメkさんの到着に合わせて届いてた支援物資達。
マメkさんの呼び掛けで今回も「RAINBOW PROJECT」には、沢山の物資が集まりました。


先ずはこの物資を、仕分けして整理しての作業からスタートです。
まるちゃん犬班Aさん達にも、支援物資が届いています。
「RAINBOW PROJECT」は、こちらをどうぞ。
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その間私は捕獲器やキャリーバッグ、トイレ等を洗って乾かして
最後は消毒。
この日は暑かったので、洗う作業は良かった。

こんな作業も貯まると大変です。
写真は一部です。
どんな作業一つ取ってみても、凄いと思います。
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夜ご飯寸前まで働いても、次から次へと作業があります。
沢山の猫達が居るので、当たり前と言えばそうですが、本当に凄いとしか言いようがありません。

ご飯のお皿も一度に70枚以上出ると思うし、トレイ掃除だけでも
一人で2時間くらい時間を使うと思います。
何もかもが、言葉に出来ないくらいです。

それを黙々と、さらりとやる彼女達の原動力って。
人間技を超越してる気がします。


次の日は倉庫の整理です。
届いた物資は本当に大切に使われていますが、出来るだけ整理した方が出しやすく使いやすい。
探す手間を省けば、その時間をもっと他にも使えます。
平均睡眠時間が2時間~3時間。
毎日が時間との戦いでもある彼女達。


箱から出して、仕分けして、いらないダンボールを潰してと、普段あまりしない事を頑張りました。
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マメkさんはアイデアマンなので、とっても綺麗に整理出来ました。
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一部ですが、こんな感じです。
これなら直ぐにモノが分かります。
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休憩の時や合間を見ては、預かり犬のちびちゃんと遊びました。
ちびちゃんはちょっと体調が思わしく無いので、ヒーリングをしました。
気持よさそうにしてくれました。
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そしてなんと、作業中に捕獲してしまった茶トラの女の子。
家の前の車の下にいる所を捕獲。
多分捨てられた・・・のでしょう。

これも何かの縁。
シェルターは一杯なので、マメkさんが連れて帰って里親さんを捜します。
仮の名はちゃみ
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今回のボラで分かった事。
支援するのなら、相手のニーズに応えた支援であること。
沢山スタッフが居るシェルターなら雑用も出来ますが、個人でしているシェルターには、出来るだけ手間を省く事が大切。
そして色々と入れるより、一つの物を一箱単位で送る事。
必要としているモノを送ること。

一度に使う量も多いし、何より仕分けする手間が省けます。
個人で一箱は大変なので、「RAINBOW PROJECT」に送って頂くとまとめて送れます。
その作業はマメkさんや有志の方々が、頑張って箱詰めしてくれます。


工程を出来るだけ省き、届いた物資が出来るだけ素早く使える状態にする事って、本当に大事な事だと思いました。
シェルターの事以外にも、ご飯を置きに行き、捕獲作業をし、捜索もする訳です。
もちろん病院へも何度も往復する訳です。
彼女達の時間を少しでも有効にしてあげるには、こちらもその辺りをスマートにした方が良いと思いました。

実際に現地に行き、分かった事が沢山あります。
彼女達は頂いたモノを、本当に感謝で大切に使っています。
そして、こうして欲しいとは一切言いません。

だからこそ、今回行って分かった事なのです。
全てのボランティアに通じる事だと思います。

相手のニーズに応える。
岩手の瓦礫撤去のボラに参加した時に、リーダーの方が言ってた
言葉が蘇りました。

「ボランティアは、してあげるのでは無く
 させて頂くと言う気持ちで」


本当にその通りです。
2泊3日の短い時間でしたが、本当にありがとうございました。
またお手伝いに行かせて下さい。


トイレ掃除の間、ずっとゴロゴロスリスリしてくれた三郎
三郎は、4兄妹です。
全員ここのシェルターで預かっています。
早く家族と暮らせると良いね。
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全ての命を救えないと言いながら、どんな辛い事があっても、とにかく前を向いて頑張る彼女達の姿に、勇気も沢山頂きました。


普段は一人で黙々と頑張る彼女達。
ゆっくりご飯を食べる時間なんて無いので、最後の夜一緒に御飯を食べながら色んな話をしました。
どうやら私は、頭のネジが飛んでる様に見えるらしいのです。
(でも本当に飛んでるかも・・・)
お陰で沢山笑って貰えました。

そして最後は、「二日間、癒やされました」と言って頂きました。
本当に嬉しい言葉を頂きました。
私には最高の褒め言葉です。
本当に、本当にありがとうございました。


「福猫舎」さんのブログは、こちらをどうぞ。


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お手伝いに

20日から留守にします。
東京のお友達と一緒に、福島のシェルターにボランティアに行って来ます。

今回は「福猫舎」さんです。
こちらをどうぞ。


マメkさんから一緒に行こうとお誘いがあり、行くと決めました。
震災後の10月には遠野にボランティアに行きましたがあれから一度も行けていません。

そして次回は、動物のボランティアに行きたいと、思っていました。
大きな事は出来ませんが、細かい雑用も沢山あるみたいなので
少しでも役に立ってこようと思います。

20日にマメkさん家に前泊して、21日に一緒に行きます。

どうやら私は、とっても可愛いお姫様みたいなお部屋に、泊めてくれるらしです。
その様子は、こちらをどうぞ。

では、また帰ったらレポしますね。


クリちゃん、よろしくね。
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被災地ボランティア・レポ おまけ

愛ちゃんが、被災地ボランティアから帰って来た私の、慰労会をしてくれました。
その他のメンバーも、集まってくれました。
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全て愛ちゃんが、用意してくれました。
全部美味しかったよ、ありがとう。


では、カボチャの煮付け。
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小松菜と竹輪と卵の炒め物。
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そしてメインは、うどんすきです。
もっと沢山の具材がありましたが、このショットはちょっと残念でした。
メインのうどんは、愛ちゃんが四国から、讃岐うどんを持参してくれました。
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右のぽんくんは、いよいよショップのオープンが、22日になりました。
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宇田さんが飲んでるのは、私がお土産で買って来た、遠野のお酒です。
まろやかで美味しかった。
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このTーシャツは、前回ボランティアに行った、愛ちゃんのおみやげです。
後ろには「がんがっぺ岩手」と書かれています。
後ろ向きのモデルは、教授です。
私と教授は、ペアで持っています。
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美味しいお料理と美味しいお酒で、全員ハッピ-!
(注:奈っちゃんはお酒飲めません)
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参加出来なかったヒロピからは、すっごく甘かった小玉のスイカと、美味しい厚揚げの差し入れがありました。
が、気が付くと食べた後だったので、写真撮り忘れました。


愛ちゃんハバオさんがボランティアに行ったのは8月の頭です。
その時と比べると、作業内容も増えて変化してました。
愛ちゃんは年内にもう一度、ボラに参加したいと言ってました。
もちろん応援するよ。


最近特に、どや顔になって来たななちゃん
ぽんくんは可愛いとメロメロなので、安心しました。
とにかく自由が好き。
猫は縛られるのが大嫌いですが、特に嫌いなななちゃん
のびのび育っています。
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今回のボランティアには、沢山の応援を受けて、エールを受けて、
そして沢山の暖かい言葉を頂きました。
ボランティアはするのでは無くて、させて頂くのですと言われた現地ボランティアのリーダーの言葉通り、参加出来た事に心から感謝します。


そして、まだまだすることが沢山ある現地の事を出来るだけ発信して、やれることを継続しながら頑張ります。
ありがとうございました。

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被災地ボランティア・レポその③

今回が最後のレポになります。

私達が宿泊していた福祉センターには、玄関横に猫が住んでいました。
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「まごころネット」まごころから取って、名前は「ころ」です。
ダンボールの中はキャリーバックごと入っていて、とっても暖かくして貰っています。
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ころは迷い猫らしいのですが、飼い主さんが見つかりませんでした。
でも凄く人懐っこくて、こちらの皆さんで飼っていました。
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私達が帰る日に、ころもここからお引っ越しでした。
ボランティアに参加している沢山の方の中に、ころを家族にと申し出てくださった方がいたのです。
凄く気の良いおじさんでした。
短い間でしたが、猫を愛する私にしたら、ころに新しい家族が出来た事が凄く嬉しかった。
ころ、元気でね。
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このビールは、イギリス人のパスカルがご馳走してくれました。
パスカル、サンキュ-!
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最後の日はカラオケでシャウトしてた、「不良ボランティア」の大畠さん。
友人と3人で「不良ボランティア」を立ち上げてくれたお陰で、一人でも参加する事が出来ました。
心から感謝します。
ありがとうございました。
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私が参加して感じた事、思った事を最後に書かせて頂きます。
震災当初に比べ、今はとても恵まれた環境でボランティア活動が出来ます。
時間と気持ちと参加費用が用意出来るならば、どうか足を運んで参加して下さい。
現地を知る事で、これからの支援ももっと見えてくると思います。


情報収集は正確にお願いします。
テレビやマスコミで沢山の報道がありますが、ここ岩手は津波の被害です。
瓦礫撤去でも細かい作業が沢山あります。
瓦礫撤去意外でも、力が必要ではない作業も沢山あります。


力仕事に躊躇されてる方が居るとしたら、そんな心配は全く必要ありません。
私でも出来る作業が沢山有りましたから。

気持ちがあっても、現地でボランティアに参加が出来ない人ももちろん沢山居ます。
どうか日々祈って下さい。
被災地が綺麗に復興され、笑顔で暮らしている姿をしっかりとイメージして下さい。
一人でも多くの人が祈る事で、大きな大きな力になります。


今回私が参加した「不良ボランティア」で、4日間一緒に頑張った方たちの参加動機を聞きました。
普段から積極的にボラに参加されてる方は正直少なくて、私を含め初めての方が殆どでした。
特に大学生や20代が多かったのですが、その中で誰かが言いました。

この大変な時に、参加出来る自分がいるのに参加しなければ後悔すると思った。
でも一番の動機は、参加しない事を後ろめたく思ってたから。


この言葉を聞いて全員が、私も~僕も~でした。
もちろん、私もです。
そんな風に思える若者が沢山居る事に、本当に感激しました。
流石ボランティアに参加するだけあって、気も付くし、ちゃっちゃと動くしで頼もしい若者達です。

こんな事はもう二度と起こって欲しくは有りませんが、もしまた何かあれば、一度参加した人は直ぐに行動に移せるでしょう。
そしてこのメンバーなら、チームワーク良く沢山の事が出来ると思える位、お互いをサポートしながら作業が出来ました。


出発前に、全員で記念写真を撮りました。
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バスの中から見えた虹です。
頑張ったみんなに、神様からのギフト。
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最後はお別れするのが辛いなと思う位でしたが、でもまた会いましょう。
M君が全員の住所録を纏めてくれたので、助かりました。
必ずまた集まりましょうね。


本当に本当にありがとうございました。

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被災地ボランティア・レポその②

二日目の朝、6時20分のミーティングで、不良ボランティア(以下:不良)さんの方から、「KOBE HEART」さんが今日の仮設住宅での交流会に、ボランティアさん2名募集してますとお知らせがありました。

すかさず、私と昨日一緒に交流会のボラを探していた人と共に挙手して、晴れて参加する事になりました。
「願えば叶うよね!」と、二人で大喜びしました。

こちらに来て思ったのは、自分がやりたいと思った事は、直ぐにアクションを起こす事。
やりたい仕事は、、積極的に参加しないといけないと言う事。
そして自分の意見をしっかりと伝える事です。


仕事内容は殆ど知らないけれど、仮設でのふれあいと言うことで参加しました。
玄関前に集合して、現地へ出発。
責任者の方、助手、私、不良仲間、そしてコープ(大阪生協)さんから男性の方が参加してました。
助手の方が運転する車で、大船渡へ。

海岸線沿いを走りながら、被害の大きさに愕然とします。
クリちゃんのブロ友さんが大船渡に住んでいて、無事が確認されましたが、未だブログは休んだままです。
でも、このどこかで元気で居ると思います。
私が行った事を知ってくれれば、少しでも喜んでくれるかなと思います。


私が参加した時は、参天製薬さんとコープさんが団体で参加してました。
随時こちらにボランティアを派遣しているとの事です。
コープの男性に話しを聞くと、色々な物資も運んでいるらしいです。
凄い単位で。
やはり大手企業は動くと大きいですね。

さて、私が参加したのは「がんばるぞう」と言って、タオルでぞうさんを作る作業でした。
詳しくは、こちらをどうぞ。


もう、ひえ~~~!!!です。

だって私はお裁縫が大の苦手です。
ミシンすら無残な状態です。
過去のミシンの記事を知っている方なら分かるはず。

頭は真っ白です。
でも、人は集まっている・・・
しかも一枚のタオルが、どうすればぞうになるのか?

ここは素直に皆さんに混じって、先生(責任者の方)に教えて貰うしかありません。
最後まで「先生!」と叫び続けながらも、何とか午前中に1匹のぞうさんが出来上がりました。
難しい所はもちろん、先生や仮設の方々に助けて貰いました。

そして午後にももう1匹作り、とっても愛らしいぞうさんが誕生したのです。
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私の物覚えの悪さに呆れること無く、最後まで暖かく接してくれた被災者のみなさん。
本当にありがとうございました。
と、心から言わせて頂きます。


お昼は福祉センター近くの料理屋さんが、ボランティアさんの為に500円で毎回提供してくれます。
ずっとコンビニの御飯だったので、涙が出るほど美味しかった。
御飯が凄く美味しくて、500円では申し訳無い位でした。
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先生がおっしゃるには、こちらに来た当初は全く人が集まら無かったらしいです。
それでもこつこつと活動した結果、やっと地元の方達と交流が出来るようになったらしいのです。

被災者の方達は、元気で明るい方達でした。
ぞうさんを作りながら、冗談を言ったり話は尽きません。
この間だけでも気持ちが集中出来て、和むらしいです。
現実から少し離れることが出来る時間です。

90歳近いお婆ちゃんが一番テキパキと器用にぞうさんを仕上げて行きます。
「わたす~(私)、すっかり忘れでもだ(忘れてしまった)」
と言いながら、気が付くと出来上がっています。
本当に可愛らしいお婆ちゃんでした。

ある方は、メガネを作った次の日に、津波が来ました。
「やっと つぐったメガネが 津波で流されだ。
ぜ~~~んぶ 流されだ」

ユーモアたっぷりに、お話してくれます。

津波から半年以上が経ち、こんな風にお話が出来るまでにはどれ程の思いがあっただろうか・・・
私は皆さんが楽しそうにおしゃべりする姿を見ながら、胸が一杯になりました。


そしてそんな私は、最後まで先生やみなさんに助けて頂きながら、ぞうさんを仕上げたのでした。
この日のこの時間、被災者さん達と笑って話して、本当に楽しい時間でした。
本当に、本当にありがとうございました。


仮設に入った瞬間から、自立を言い渡されます。
でも、昨日まで何も無く、仕事さえも無くした人達全員が、自立なんて難しいと思います。
中には光熱費が出せ無いので、昼は出かけ、夜寝る時だけ戻る人も沢山いると聞きました。
そんな人達をどうやって救済するのか、これはこれからどんどん問題になると思います。

特にこれからは、寒い寒い冬が来ます。
寒い冬を乗り切るために必要な、生活必需品が沢山必要になると言ってました。
本当にまだまだ、沢山の支援が必要だと実感しました。


さて、ボランティア最終日、不良チーム全員で、お風呂の後は御飯に行きました。
遠野では、ジンギスカンが有名なのです。
私も知らなかったのですが、遠野と言えばジンギスカンらしいです。


満場一致で、ジンギスカンを食べに。
私は苦手でしたが、ここはやはり、共有しないといけません。
が!すっごくすっごく美味しかったんですよ!
ジンギスカンが!!!
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美味しいと評判のお店もあってか、全く臭みが無く、むしろヘルシー。
食べまくりました、そして飲みました。
このみんなの笑顔で、美味しさが伝わりますよね。
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全員夢中です。
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左、私。
中央、一緒にぞうさんに行った、O原さん。
右、世界を駆け巡るボランティアの達人、Sさん。
Sさんからも沢山のお話を聞けて、本当に勉強になりました。
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一番右が、「不良ボランティア」を立ち上げた3人の内の一人です。
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20代が多かったメンバーなので、最後は「フィーリングカップル」
もちろん私は5番目の席で、所謂、色物系。
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そして、即席カップルが出来上がるのです。
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ジンギスカンの後は、お約束のカラオケへ。
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写真が、ブレブレになるくらいの盛り上がり。
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「チーム・コリアン」です。
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女子組です。
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全員ノリノリでした。
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明日は一日バスに揺られるだけなので、1時まで歌ってました。
正面玄関しか開いてないので、男子が入って裏口を開けてくれました。
団体でゾロゾロ入ると目に付きます。
しかも全員不良組なので、ここはやはりこっそりと。

学生時代のノリで、最後まで本当に楽しかった。
町の活性化に、少しでも貢献出来た気がする我々でした。

明日はいよいよ帰路に着きます。
まだまだやり足りない気がする、これは全員が同じ思いです。
たった2日間のボランティアは、本当に少しのお手伝いしか出来なかった。
もっともっとお手伝いしたいと、全員が口々に言ってました。

そして私達は息を潜めながら、こっそりと寝袋に入って休みました。


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被災地ボランティア・レポその①

10月4日から7日まで、岩手にボランティアに行って来ました。
私自身がこのボラを通じて、体験した事や感じた事を書きます。
3話に分けてアップしますので、どうか最後まで読んで下さい。

現地の現状の写真が無いのは、写真撮影について被災地の方々に対し失礼があっては行けないと言う事で、現地で活動しているボランティア団体の方から、撮影は控えて下さいと注意がありました。
どうしても撮影したい方は、各作業場の班長さんの指示の元で許可が頂けます。
なので、このブログの写真は、作業が終わった後の仲間達との交流だけがアップされます。


私が今回お世話になったのは、「不良ボランティアを集める会」です。
詳しくはこちらをどうぞ。

8月に愛ちゃんとハバオさんが、先に参加しています。
その時のレポは、こちらをどうぞ。

今回は総勢15名のメンバーで出発しました。
(女子6名、男子9名)
女子の大学生が2人参加で、後は全員一人参加です。
私は47年生きて来て、初めてたった一人でしかも3泊4日の旅に参加します。
間違え無く、人生の一大イベントの一つに入るでしょう。

みんな同じ思いを持つ仲間達なので、アッと言う間に仲良くなれました。
その中で、65歳の元看護師さんのSさんは、今回3度目の参加です。
事前に宿泊所での細かい事を教えて貰い、本当に助かりました。

片道13時間掛けて到着した場所は、「遠野市総合福祉センター」です。
ここが「遠野まごころネット」の拠点です。
遠野市の方々に提供して頂けたらしいです。
「遠野まごころネット」は、こちらをどうぞ。


沢山のボランティアさんが利用しているので、もちろんルールがあります。
タイムスケジュールも結構タイトです。
細かいルールを全員が守る事で、スムーズに作業が出来ます。
やはり、プロのボランティア団体は違うと実感しました。


センターに着くと、ホワイトボードには沢山の求人が貼ってあります。
メインは瓦礫撤去ですが、その他にも細かい作業が沢山あります。
体力に自信の無い方でも、全く問題ありません。
特にこれからは、仮設住宅での被災者さん達の心のケアーや交流の作業が、どんどん必要になって行くでしょう。


私は2日間しか無い日程の中で、被災者の方達と直接交流がしたいと思っていました。
初日は瓦礫撤去に参加して、2日目に「ふれあい」の方に参加しようと決めました。

初日、私が参加したのは、大槌町箱崎地区の瓦礫撤去です。
現地でも細かく班分けします。
作業内容が違うので、ここでも軽作業から体力勝負の作業まで様々です。


私はS木さん宅の、瓦礫撤去最期の仕上げに参加しました。
最終的には、基礎だけが残った状態に仕上げます。
何週間に渡り綺麗に撤去されたので、最期の仕上げは土を手で掘りながら出てくるモノを細かく分類しました。
家の持ち主から要請が来て、初めてボランティアが作業にかかれます。
なので、ぽつんぽつんと残された、津波の後そのままの家もあります。


作業前に、リーダーの方が言われました。
心の中で良いので、亡くなった方々に合掌してスタートして下さい。
この箱崎町は、とても気難しいと有名な場所です。
津波の後、殆ど何も残って居ない所からも、窃盗や強盗が有ったらしく、他の所からの人間が町に入るのを極端に警戒して居たらしいです。
初めは全く要請が無く、することは沢山あるのに手が付けられない。
撤退しようかと思っていた時、お盆前にお墓参りに来る人達の為に道を綺麗にしたらしいです。
(愛ちゃんとハバオさんが参加した時にした作業です)
それを境に、地元の方達が心を開いてくれて、今はお昼に差し入れがあったり、要請があるらしいのです。
私達もこの日、沢山のお刺身を頂きました。
本当に美味しかった。

私達が綺麗にした場所は最終的には、全て更地にされるかも知れないとの事。
したことが無駄になるかも知れないけれど、ここで生活して居た方達の、心のケアーをするんだと言う気持ちで、作業して下さいと言われました。


S木さんはまだ、一度も津波の後、家を見に来ていません。
でも、きっといつか来られた時、綺麗に片付いた家を見て、少しでも気持ちが和らいでくれればと言う思いで、全員頑張って作業しました。

同じ班に学生の女子が4人いました。
聞くと学校の福祉の実習で、今年は被災地でボランティアになったらしです。
沢山参加してましたが、引率の先生が外人なので訊くと、「シュタイナー学園」の生徒さんでした。
「シュタイナー学園」は、こちらをどうぞ。
「シュタイナー学園」にはかなり興味があったので、色々と聴けて楽しかったです。


寒いかもと思い防寒具を持って行きましたが、結局暖かくて全く必要無かったです。
作業中は、汗ばむくらいでした。


全ての班の作業が終了し、廃墟になった学校の屋上で、海に向かっての写真撮影だけが許されました。
こうやって、ぽつ~んと残ってる建物が、あちこちに少し残っています。
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空き地には全て建物がありましたが、津波が全てをさらって行きました。
そしてこの更地にも、沢山の瓦礫があったそうです。
この景色を見ていると、涙が出て来ました。
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バスで沿岸部を通りながら、まだ海に浮かんだままの家があったり、何から手を付ければいいのか分からない場所も沢山あります。
座礁した舟もそのままです。
宮城までは沢山のボランティアさんが来ています。
でも岩手に来るボランティアは少ないので、全然手が足りません。
岩手にも沢山のボランティアさんが来るように、是非言って下さいと切に訴えていました。


センターに戻ると、5時から全体のミーティングです。
そこで一日の作業の報告や連絡事項等が話合われます。
人手がもっと欲しい班の、人員の募集もあります。


全ての行程が終了した後は、私達不良は(不良ボランティアを略して)リーダー運転のバスに乗り、近くの銭湯へ。
ここはボランティアには、150円で解放してくれています。
汗を流しさっぱりした後は、遠野駅の近くの居酒屋で。
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バスの中で自己紹介をしましたが、緊張もあり殆ど覚えていません。
ここで再度、全員で自己紹介が始まりました。
大学生が5人、会社のリフレッシュ休暇を利用して参加の方や、韓国から日本に来ている韓国人の参加、そして日本に数年住んでいるイギリス人と、国際色豊かでした。

お店の方にも、凄くよくして頂きました。
本当にありがとうございます。


センターに戻り、不良で一緒の私と同じ年齢の方と、ふれあい交流の募集を探し連絡を入れましたが、全て埋まってました。
残念!
明日も瓦礫に参加する事になりました。

バスの移動時間が往復3時間くらいで、20分作業して10分休憩が入ります。
現地での作業時間自体は、それほど沢山ではありません。
作業内容も過酷なモノでは無かったので、身体のダメージも全くありません。

明日もまた頑張って役に立とうと、決意も新たに眠りにつきました。


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